2015年3月17日火曜日

カンジル


鳥の声がよく聞こえるようになった
部屋に温かい太陽の光が差し込むようになった
てんとう虫の赤と草の緑が鮮やかに見えるようになった
アイスティーの冷たさがちょうど良く美味しく感じるようになった

春がきた

いつからこんなに自然を愛おしく思うようになっただろう

山の中にたつ一本の木も
ただそこにあるだけでパワーをもらえる気がする

大好きな人が
「木を見ると森をおもいだす。それも、小さいけど真っすぐな木。」
と言った
すごく嬉しかった
まだまだこれから、少しずつ、根をはって、葉をいっぱいつけて、
大きくなっていくんだ
でも、優しさとか、あたたかさとか、やわらかさは
どんなに時が経っても変わらずにもちつづけていたい
それがあっての 私 だから



なんだかおもいがあふれてくる

たくさんのヒトやモノへ

ありがとう。


2015年3月10日火曜日

旅立ちの季節

島前高校を卒業しました。
私と同じように、島外からこの島にやってきた仲間は全員
島を出発し、それぞれの挑戦のフィールドに旅立っていきました。

「3年間はどうだった」っていろんな人に聞かれる。
長くも、短くもなかった。
ただ一つ確かなことは「濃かった」ということ。

私の旅立ちは22日。
島LIFEを一日ずつ愛おしく噛みしめる毎日。

景色も、人も、全てを目に焼き付けるんだ。
全部胸にしまって、
この島を離れて くじけそうなとき
帰るこの場所を思い出せるように。